第1次MWC主催ゲーム「1in300」@D-field

    詳細データ

    ・開催日:2014年3月2日

    ・場所:Dフィールド(山口県某所)

    ・時間:10:30~16:30

    ・天候:くもり時々小雨

    1ゲーム300発の弾数制限マッチ! マガジンチェンジを楽しもう!

    記念すべきMWCの第1回主催ゲームは、通常のチーム戦を少しアレンジした、弾数制限ルールを適用した。

    ■ルール

    ・通常のフラッグ「ベース(フラッグ)アタック」に加え、1名の傾向弾数を1ゲーム300発まで。

    ・1チーム10名までの場合、1名のみ機関銃手とし、携行弾数、携行マガジン無制限。味方への供給も可。

    ・10名以上の場合、3チームに分けるか、機関銃手を増員。現場で決定。

    ■勝敗

    フラッグを占拠(タッチ)されるか、全滅で終了。

    最初に死亡しセーフティーに戻った方がタイマーで計測を開始。

    基本10分。適宜意見を元に調整。

    ■弾切れの場合

    機関銃手へ補給を依頼するか、他の方法で作戦を続行。

    ■機関銃手

    識別のため、白または青の腕章を装着。

    スタート時の携行弾数は無制限。味方に渡す予定のものを所持OK。

    機関銃手のみが味方の弾薬(マガジン)を受け取り、それを他の味方に渡すことが可能。

    ■禁止事項

    ゾンビ

    死者、生存者関わらず、弾の受け渡し(機関銃手のみ可能)

    インターバルでのひとコマ。海兵君ことSHAKOTAN氏が持ち込んだ実物マガジンと実物ダミーカートを撮影してみた。オブジェではあるが、鈍い光を放つ真鍮製の弾丸を持つだけで緊張感が漂う。

    今回の1ゲーム300発という規制を設定したゲームは、多弾装マガジンも可だが、スプリング給弾式マガジンにリアルカウント装弾で臨むことで、最大の効果を発揮できると言えるルール。交戦中にあっというまに空になるマガジンと、飛び交う銃弾の中で行うマガジンチェンジは、実戦の緊張感を少しでも疑似体験できればという狙い。また、個人の判断のみでなく、限られた火力の中でいかに協力して敵を制圧するかという戦略性も考慮しなければ、このルールの楽しさに気付くことはできないかもしれない。

    今回、OCELOT枠から参加したうりぼう氏。低倍率スコープで索敵しつつ、一気に距離を詰めるスタイル。スプリング式マガジンで、交戦中でも頻繁なマグチェンジが行われていた。

    また、今回は各チームに弾数無制限のガンナーを配置予定であったが、人数の関係とバランスを考慮し、ガンナーは片チームに固定配置し、ガンナーが味方の時と敵の時のプレッシャーの違いを体験してもらおうという方向に変換した。

    弾数が限られたアサルターは必然的にセミオート射撃を強いられる中、ガンナーのフルオート射撃による制圧射撃は大きな存在感を発揮するはずであったが、参加人数が少なかったことと、ガンナー役のSHAKOTAN氏が、積極的にキルを稼きたいあまり精密射撃に終始したため、今回はその目論見は少し外れた結果となった。次回のガンナー役は、ぜひとも厚い弾幕を張ってもらおうと思う。

    ガンナー役として参加したSHAKOTAN氏。M27に多弾装FATマグを搭載し索敵中。実は、ガンナーは味方の展開に合わせて的確に敵方向に弾幕を張る役目があり、かなりの高いスキルが要求される。

    多弾装マガジン、ハイサイクルカスタムなどの電動ガンをフルオートで射撃し、圧倒的な火力でゲームを楽しむことも、サバゲーの醍醐味の一つ。しかし今回は目標に対してより確実に当てることができる距離と角度を、慎重な立ち回りを心がけながらスピーディーに連携するという楽しさと難しさも楽しんでもらえたのではないだろうか?

    敵の場所のみならず、味方の展開方向や射撃方向に配慮しながら、時には攻撃、時には援護など、臨機応変の対応ができるようになるにはある程度のスキルが必要であるが、

    これを機に、サバゲーにおける戦略性の楽しさを引き続き提案していきたい。

    主催ゲームに名乗りを上げてくれたMWCオリジナルメンバーのKOSUKE氏(上)とUMA氏(下)今回はカメラを意識する余裕が無いようで、ほとんど姿を捉えられなかったが、次回は是非。

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